ある日突然、歩いていたら頭痛が!?そして夫は...「ザ・女の難病 もやもや病に冒された母の苦悶」① by 宮城朗子

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 - ザ・女の難病

沙帆は3年前に夫・友明と結婚し、まだ子供には恵まれていなかったものの、幸せな日々を送っていた。
5年ほど前から抱えている頭痛の持病がちょっと辛かったが、さして気にしてもいなかった。
ところがそんなある日、友明が突然の交通事故で急逝するという悲劇が沙帆を見舞う。
しかも、その直後に妊娠3ヶ月であることが判明するという皮肉な経緯となったが、姑の希望もあり、沙帆に産まないという選択肢はなかった。
が、さらなる悲劇はまさに臨月、出産のときに起こった。いきんだ瞬間に沙帆は脳出血を起こしてしまったのだ。
幸い無事に赤ちゃんを産むことはできたが、実は沙帆は「ウィリス動脈輪閉塞症(通称・もやもや病)」という、国の難病にも指定されている恐ろしい病気だった。
”もやもや”いう響きから、なんとなくあまり大したことのないイメージを持たれがちだが、常に脳梗塞や脳出血の危険と隣り合わせなのだという。
しかし、生まれた男の子を「光」と名付けた彼女は、亡くなった友明のためにも、そして未来への希望のためにも、光と二人でがんばって生きていこうと誓う――が、現実は残酷だった。
出産のときに起こした脳出血の後遺症から沙帆はなかば半身不随のような状況に陥ってしまい、これでは大事な孫の世話は任せられないと、光を姑に奪われてしまう。
果たして沙帆の、そして母子の絆の運命は一体……!?

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