主婦の余田さくらは、安い公団住宅住まいをいいことに大好きなブランド品をあれこれと買い漁り、今では家の中は足の踏み場もない状態。
夫にもいい加減処分しろと言われ困っていた。 そんなある日、下の階に引っ越してきたという借倉と主婦友になるのだが、彼女の家は夫が失業続きで生活に困っていて、明日久しぶりに友達と会うのにも20年前のバッグしか持っていけないという。
不憫に思ったさくらは自分のブランドバッグを貸してあげることにする。 大喜びした借倉はそれ以降、次々と品物を借りていくように…
しかし、借倉がそれらを返してくるときに妙に使い古されていることを不審に思ったさくらが問い詰めると、なんと借倉はさくらのものを又貸しして小遣い稼ぎをしていたことが判明する。
非難するさくらだったが、なんと借倉は逆ギレ! 事態はますますややこしいことになってしまい…!?
女たちの生活密着ストーリーの決定版!!