「愛しているのに殴ってしまう…誰か、誰か私たちを止めて!」 教材販売会社を経営する秀二と、その妻・繭子は、傍目には皆から仲睦まじいおしどり夫婦として見られていたが、実は家では夫が暴力をふるうDV(ドメスティック・バイオレンス)家庭だった。 出入りの業者であり、かつ夫婦とは昔からの腐れ縁の友人である今野はそのことを見抜き、助けの手を差し伸べようとするのだが、ことは一筋縄ではいかなかった。 夫婦二人の間にはまちがいなく愛情が存在するものの、秀二の幼い頃からの悲惨な家庭環境ゆえに無意識のうちに繭子に手を上げてしまうのだ。 でも、このままではいつか殺されてしまう…夫婦の未来を真剣に考えるからこそ、繭子は真正面から秀二と対決することを決意するのだが…!? 現代ならではのリアルな問題を鋭くえぐる社会派ヒューマン・ストーリーの決定版!!
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