まるで白馬の王子様「歳の差10歳の彼と私が結婚するまで②」by あざみ

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こんにちは、絵日記ブログ「だいごろうの1日」のあざみです。

私とオトンが結婚するまでの話の続きです。

まだの方はこちらからどうぞ↓

①かっこいいけど住む場所がちがう人

 

その後、何度か彼の勤めるお店へ通い話をしたり時には相談にのってもらううちにそこそこ仲良くなったが特に何の発展もない。というか年齢的にも立場的にも発展があるわけもなく時間だけが過ぎた。そんなある日のこと

 

 

部活で大怪我をしてしまった。

当時すべての青春を注いでいた部活で選手生命に関わる大怪我をしてしまった私は、長年続けてきた部活から引退した。悔しくて悲しくて、その反面辛く厳しい練習が終わる解放感、そして全てを部活に注いできた私が部活をなくしてこの先どうなるのだろうという不安。いろんな感情が襲いかかってきた。

 

まさかのできごと

そんな時、彼の勤めるお店へふと出向いた私。部活のことや自分のこと、いろんな悩みを相談していた。すると

 

突然のお誘い

なんと、突然彼が私に「この後どこか行こうか」と誘ってきたのだ。きっとこれは冗談だと最初は軽く受け流してた。しかし続けざまに「もうすぐ仕事が終わるから裏のコンビニで待ってて。」と言われて、本気なんだと悟った。何だ……一体何が起きたのか?突然のことに大混乱していたがとりあえず言われた通り、お店の裏にあるコンビニで彼の到着を待った。しばらくして

 

 

 

大きなバイクで到着

白い大きなバイクにまたがって私を迎えに来た。その姿はまるで白馬の王子さま。普段お店で見ている彼と違うシチュエーションにが不思議で、ますます大混乱。そんな私にさっとヘルメットを差し出し後ろに乗るよう言った。頭は混乱しながらも言われた通りバイクの後ろに乗る。しかし初めてのバイクでどこを持ったらいいかわからず、あたふたしていると

 

肩をもつよう言われた

女子校出身、男性免疫ゼロ、青春のすべてを部活に注いできた女。それが、住む世界が違うと思っていた憧れの人の肩をつかんでバイクに乗っている。この状況が飲み込めないままバイクは発進した。

心臓の音が聞こえるんじゃないかと思うくらいドキドキしていたが、バイクの大きなエンジン音がそれをかき消したのであった。つづく……

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