こんにちは、絵日記ブログ「だいごろうの1日」のあざみです。
前回の続きです。
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妊娠中に何度か開催された親子教室には一度も参加しなかったし
子育てに関する雑誌も頑なに目を通さなかった
だけど、臨月を迎えてからは
引きこもりがちな私を外へ連れ出して
一緒に散歩してくれた
仕事が忙しくて一緒にいる時間が少なかったので
ただ歩いているだけでも嬉しかった
それに、お腹の赤ちゃんに
あまり関心がないのかなと不安に思っていたので
安産を願って運動させてくれてるのが嬉しかった。
2月の寒い風をうけながら、手を繋いで夜道を歩く。
残り少ない二人きりの時間を名残惜しく思いながらも
お腹の赤ちゃんの誕生を待ち望んだ。
ついに長男誕生
予定日から1週間を過ぎた日に
3745gの元気な男の子が産まれた
陣痛に苦しんでいる間、一晩中背中をさすって
励まして支えてくれた夫の姿を見て
私は一体何を心配していたのだろうと反省した。
親子教室にこなくても、育児の記事読まなくても
きっといいパパになるんだろうな
夫と長男が手を繋いで歩く姿を想像して
気が早いなぁと一人でニヤニヤしていた。
里帰り中のこと……
慣れない育児、全然寝ない長男
1日泣いているのでずっと抱っこの生活。
怒涛の新生児育児の洗礼をうけて
心身ともに疲れ果てていたとき
いつものように仕事を任された
妊娠中からずっと手伝っていた夫の仕事
それを産後1ヶ月も経たないうちに頼まれた。
まあ、産後間もないといっても
パソコン作業なので座って出来るし……
だけど泣いてばかりの長男を抱えながらの
在宅ワークはまったく捗らなかったので
仕方なく授乳しながら作業をしていた。
日中仕事が手につかないときは
眠らない長男を抱っこしながら
夜中にパソコンと向き合ったこともあった。
その間、夫は二階の寝室で眠っていた。
夫は、出産を終えたらすぐに
普通の生活ができると思っているのだろうか。
赤ちゃんの世話をしながら在宅ワークをすることの
大変さを理解しているのだろうか。
私が夜中もほとんど眠れず寝不足で
産後間もないのに仕事を頼んでくるなんて……
臨月、出産のときの優しい夫とは全然違う態度に
モヤモヤした気持ちに包まれた。
だけど自営業だし、夫婦だし、
仕事をしないと生きていけないから
仕方がないと思った。
そしてそれ以上に
夫の役に立てないと
私から離れていってしまう
そんな根拠のない不安におそわれて
頼まれた仕事を断れずにいた。
つづく