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こんにちは、絵日記ブログ「だいごろうの1日」のあざみです。
前回の続きです。
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夫の重荷になりたくなくて
育児も家事も全部背負ってきた。
だけど、やっぱりモヤモヤする。
こんなの家族じゃない。
我慢してきた気持ちが爆発してしまった。
もっと子どもに関心を持ってほしい
夫の機嫌を損ねてはならない。
ずっとそうやってきた私が
意を決して発した精一杯の言葉。
多くを求めているわけじゃない。
ただ、仕事から帰ってきたら
もう少し子どもに関心を持ってほしいだけ。
帰ってきて自分のことばかりするのではなく
子どもの様子を私に聞いたり
泣いていたら抱っこしてあげる。
たったそれだけのこと。
しかし……
反論された
「子どもに関心がない」
その言葉で機嫌を損ねた夫と喧嘩がはじまった。
「父親として子どもの為に朝から晩まで働いている。
これも立派な子育てだ。
お互いがやるべきことを頑張っているんだから
これ以上何を求めるんだ！」という夫。
もちろん夫の言い分もわかる。
仕事をしないと子どもを育てられないし
生きていけない。
だけど私が言いたいことはそうじゃない。
二人で子育てしたかった
仕事も大事。だけど二人の子どもなのだから
子どもの成長の喜びや苦悩を共有したかった。
一緒に子育てしたかった。
だけど今の状況では叶わない。
だって夫は育児は私の役割だと思っている。
夫の仕事が忙しく物理的に難しいのもわかっている。
ならば仕事から帰ってきて少しでもいいから
子どもに関心をもってほしいと願うのは
私のわがままなのだろうか。
それぞれの主張を言い合うが
まったく理解し合えず
ついに
言ってはいけない言葉
「俺の代わりに稼いでこいよ！
それなら家事も育児も全部するわ！」
威圧的なこのセリフに
専業主婦の私は何も言い返せなかった。
ただ一緒に子育てしたいだけなのに……
夫婦とは、支え合っていくものじゃないの？
お金を稼いでいるからって偉いの？
悔しくて涙を流すことしか出来ず
そのまま傷つけあうだけの喧嘩は終わった。
「何もしなくていい、家にいるだけでいいから」
妊娠中、夫が私に言ってくれたその言葉の裏の意味。
「何もしなくていいし、家事育児に対して何も言わない。
だから俺にも何も言わないで」
と、すでに夫の中で役割分担が決定していたのかもしれない。
夫の領域に侵入した途端、争いに勃発。
結婚して専業主婦になれば自然と幸せになれるという
私の甘い考えは、粉々に打ち砕かれたのだった……
つづく
