尊敬する先輩主任が異動になって私は動揺する「私が介護の仕事を始めるまで⑤ 」by pinky

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 - ママ, 介護, 働くママ

私が介護の仕事を始めるまで④」の続きです。

 

主任に厨房の仕事のことを

もっと教えてもらいたい。

そんな気持ちでいた私でしたが・・・

 

 

 

 

あんなに尊敬していた主任が

異動することになってしまったのです。

 

社員が立て続けに2人も異動するとは

思ってもいませんでした。

 

主任の態度に不満を持ったスタッフが

ホーム長に相談したということも

異動の理由のひとつだと思います。

 

ホーム長はホーム長の考えがあってのこと。

少しでもスタッフが働きやすい場所にしたかったのでしょう。

 

しかしこの時の私は・・・

 

 

 

 

ホーム長が悪者のように見えていました。

 

“なにも、異動させることはないじゃないか。

主任はこの厨房に必要な人なのに!“と

ホーム長への不信感が強まりました。

 

 

 

 

一緒に働けるなら、まだ一緒に働きたい。

主任に声をかけられたこともあり、

私は主任についていくことにしました。

 

そこで、主任が異動する施設のホーム長に

相談してみたのですが・・・

 

 

 

 

あっさりと断られてしまいました。

 

 

 

 

先に他の施設へ異動していた社員さんが

心配して来てくれました。

 

私が働いている施設の厨房スタッフが

異動したいと申し出ても断って欲しい、

そういうメールが他の施設のホーム長宛に

送られていたというのです。

 

確かに、主任を慕うスタッフが

皆異動してしまったら、仕事になりません。

 

ホーム長は先のことも考えて

他の施設のホーム長達に呼びかけていたのです。

 

 

 

 

異動することができないので、

もう主任と一緒に働くことはできません。

 

主任を慕うスタッフの中には

辞める方もいました。

 

 

 

 

主任は、ひどく落ち込んでいて、

“そんなところ、早く辞めた方がいい”と皆に言っていました。

 

このまま私がここで働いていたら

主任は悲しむだろうな・・・と思いました。

 

 

悩んだ末、私は厨房の仕事を辞めることにしたのです。

 

 

 

続きます。

 

 

 

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