こんにちは、絵日記ブログ「だいごろうの1日」のあざみです。
私とオトンが結婚するまでの話の続きです。
まだの方はこちらからどうぞ↓
お互いの気持ちを知り、ついに両想いだということが判明した私たち。
憧れていた彼が私のことを好きだと思っていたなんて!
喜びと驚きで
落ち着きないヤツになってた
1人で部屋をグルグルぴょんぴょん。心の中で「やったーーー!」って叫んだ。
だけど、冷静になってからふと思った。
これって彼氏彼女の関係になったのだろうか?
えーっと……一般的なアベック(死語)はどういう手順を踏んで彼氏彼女になるの?
やっぱ「付き合おう」とか言われるんだよね。私そのセリフ一言も言われてないけど。
女子校育ちで恋愛偏差値がゼロすぎて、どうやったら彼氏彼女になれるのかわからなかった。
ていうか、もしかして。
やっぱ清い関係で終わり!?(言い方)
10歳も年上だし、店員とお客さんっていう関係だし、付き合うなんて非現実的だ。
まさか、お互いの想いを伝えるだけで終わりとか!?
一気に地に叩きつけられた気持ちだった。
だけど、彼が私のことを好きなことはわかった!
付き合うか!付き合わないか!白黒はっきりつけようじゃないか。
私たちは、告白後にはじめて直接会うことになった。
その日は高校の卒業式の翌日。場所は近所の公園だった。
待ち合わせ場所で待つこと数分、彼がやってきた。
ひと気のない静まり返った公園のベンチに並んで座る。
しかし
沈黙が続く
恋愛経験ゼロに加えてコミュ障なので、こんな時なんて話したらいいのかわからないよ~!
ドキドキしながら気まずい時間が流れる。
すると、彼が重い口を開いた
本当は卒業するまで、告白するのは待っておこうと思っていたが自分の気持ちを抑えられなくなった。
まっすぐ前を向きながら、彼はこう言った。
メールで告白してしまい直接言ってなかったから
今日は告白のやりなおし
私たちの関係を真剣に向き合おうとしてくれる彼の姿勢に、私はますます惹かれた。
こうして私たちは彼氏彼女の関係へとなったのだった。
次回
この後の展開といえば、もしかして……
恋愛経験ゼロの私、妄想が爆発する。
そして、彼がとった行動とは……?
つづく